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髭、帰国す



お久しぶりです
おおよそ1ヶ月ぶりのブログ更新
わたくし2週間ほどフランスに行っておりまして
数日前に帰国いたしました
ちょうど福岡が入梅したその日に帰国
毎度空港に降り立ったその瞬間、不快な湿度に日本に戻ってきた実感が沸くものです
入れ替わりに、パリは週間予報35~39度の大熱波
クーラーの無いパリのホテルよりも、クーラーのある梅雨時の日本が随分マシでしょう

さて
今店頭には、準備ができた新商品が少しづつ店頭に並び始めました
雨予報が続き、外にでるのも億劫なほどの湿度ではありますが
お店に立ち寄って頂けたらコレ幸いでございます

また、ただでさえ月に3~4回ほどしか更新しないPearlブログ
どうせなら内容が濃い商品説明を、、、と心がけており
1つの記事を終えるのに、無駄に時間をかけ過ぎというくらい時間をかけ、テンションを上げ書いております
撮影、ウェブショップ掲載など店頭での作業が増える為、ブログは暫しの間お休みいたします(多分2~3週間)
映像のみの「映え」が先行するネット社会、こんな長文を読んでくださる、少数派の奇特な方に感謝でございます

2週間のフランス滞在
特に面白いお話しはありません
今回も肛門がヒリヒリするまで歩きました
またまたスリ未遂に遭いました
もう慣れました…
パリで有名なヒゲグッズ専門のお店に、程よい緊張感に胸弾ませ、イキヨーヨーと馳せ参じました
仲間意識があるのか、店内のヒゲたちは皆、この不慣れなアジア人に気さくに挨拶してくれました
今回は4箇所スウィングイベントに参加しました
多くのパリジェンヌ達と全力で踊ってきました
(もう当分踊らなくていいです)
今回も全力でフランスを愉しみました


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嗚呼、、、青春


悲しいことがあると 開く皮の表紙
卒業写真のあの人は 優しい目をしてる
町で見かけたとき 何も言えなかった
卒業写真の面影が そのままだったから

嗚呼、、、卒業といえばこの曲
今聴いてもなお色褪せない名曲、ユーミンこと荒井由美女史の「卒業写真」でしょうか…
(昭和50年生まれのワタシ、個人的な趣味で)

水無月に「卒業」というキーワードを用いたのは、いささか季節はずれではありますが
卒業にまつわる歴史の深いコスチュームについて暫しお付き合いを

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アカデミックドレス
私達日本人の多くは聴きなれない言葉かと思います
アカデミックドレスとは、欧米の学校で着用される伝統的な衣装で足首くらいまであるガウンです
近代では卒業式や祭典のみ着用しているようで(もちろん日本でも採用している学校もあります)
海外の映画やドラマなどで卒業式に四角い帽子みんなで空に向かって投げるという
某CMの青春のようなワンシーンを、一度は見たことあるのではないでしょうか
(歴史のある大学など、今でも制服として日々着用している学校も多くあるみたいです)

アカデミックドレスが学業機関の衣装として着用されたのは14世紀のケンブリッジ大学とオクスフォード大学
背中に無数のギャザーが寄せられた黒の長いガウンに、四角い帽子と言う独特な装いで
今なお継承された歴史の深い、神聖なコスチュームであることが伺えます

学士や修士ではデザインが若干違ったり、後年ヨーロッパからもたらされたアメリカでは
ガウンの正面は開けて着るヨーロッパに対し、正面は閉じるという着方
また、お国の違いはもちろん、学校それぞれでデザインが微妙に違ったりと・・・
されど宗教を通じて永きにわたり受け継がれた歴史の深いこの独特なフォルムはまさに荘厳

嗚呼、、、卒業とは本来はまさに神聖なる儀式

貴方にはどんな想ひ出がございますか?

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アンティークアカデミックドレスの詳細はコチラ

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裁判所、大学と書いてあります
裁判所でも着用されていたのでしょうか?
(本文で紹介しております商品とは別物です)




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お月様と蜜月



季節外れの猛暑・・・ 
かんかん照りのおてんとう様より、お月様の話をしたい気持ちになります


月と言えば、当方ではお月様が三つ出る、とご存知でしたかしら?
しかも昼夜問わず、いつもお店のどこかで微笑んでいるのです

ウム? 何を言ってるのか分からない、、、 いやごもっとも・・・
だって、ベニヤ板から手作りしたお月様たちですもの


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時は1900~1930年代頃・・・ 好景気から一転大恐慌、第二次大戦開戦と 激動の時代
   
「ペーパームーン」を背景に記念写真を撮ることには、人生の幸福な時を記録する意味があったさふな

記念日に 婚礼写真として 戦場に向かう人と共に、、  高鳴る胸の鼓動と共に、   
人々は目一杯一張羅でお洒落して 人生の一場面を切り取ったのではないでせふか・・・



さかのぼること6年前の今時期、髭男爵と共にせっせと作ったペーパームーンたち
 
人の乗れる大きなもの、小さな三日月、ニヒルな満月・・・
どこにいるのか、ご来店の際はゼヒ 目を凝らして探してご覧下さいませ



ニヒルな薄笑いを浮かべる満月と、ちょっぴり蜜月?なのは お馴染みのハル嬢!
今宵は 1930年代のリボン尽くしドレスに、弓形眉のハリウッドグラマーなお化粧にて・・・



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胸元には透かしリボン、袖のチュールにはリボン、リボン・・・のアップリケ!
超ロマンティックな1930年代初期ドレスは、レーヨンの落ち感と袖バルーンのアンバランスさが絶妙
戦前の巴里モオドの全盛を実感できる、アヴァンギャルドとエレガンスの見事な融合です
1930年代リボンドレスの詳細はコチラ・・・
1920~30年代チェコ硝子ネックレスの詳細はコチラ・・・
(白黒ストライプのハットは参考商品につき、リースのみとなります)




それにしても、ハル嬢・・・ 1930年代ルックが似合いますこと!

平素見慣れた彼女の 1950年代ヴィンテージの装いもさることながら、 
お化粧が変わるだけで、微笑みさえ殿方を翻弄する小悪魔のように思えてきます

まるで、1930年代のイイ女の代名詞:「シェイディー ダーム(影ある女)」のよう・・・

黒目の上が一番高くなるような細い弓形 そして眉尻は長~くすることで時代感を、
上気したやふな桃色チークに、ダークカシスの紅を引いて・・・
彼女の豊かな頬や広い額の際立つ、1930年代前半頃のお化粧に致しました



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「そうよ、モスリンの木が垂れかかる ただのキャンバスの空だもの・・・ 
でも、見せかけのものにはならないわ あなたが私を信じてくれているなら」


暗い世相の中で大流行した当時の流行歌:「It's Only a Papermoon」のように、

愉しきときも辛いときも、お月様を見上げながら 浪漫を忘れず生きてゆきたいものであります





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聖なる編み物


「レース」と聞くと何をイメージしますか?
英国ドラマ、「ヴィクトリア女王」でのシーン
シンプルなドレスにレースの襟を付けて働くメイドさんの姿に「女性らしさ」を感じてしまいます
レースのブラウス、付け襟、はたまた衣服の装飾等々
清潔・純粋・繊細、、、女性の特権のようにも思えます

もしも
1960年代以前のカトリック教会に足を運んでいたならば
豊富なレースで装飾されたリネンの「アルブ」と呼ばれる衣服に身をまとった司祭を目にしたことでしょう
機械が導入され、安価なレースが流通する以前
莫大な時間を要し、人の手で編まれた複雑な模様のレースはまさに贅沢品でした
レースが流通し始めた当時、女性用としてではなく、貴族の装飾でもない、神への崇拝の象徴だったそうで
王への崇拝を求められた際に、教会がレースを使用したのはごく自然の流れでした

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20世紀初頭頃の司祭の写真
凛とした表情に、どこか愛らしく思えるのはレースのせいか
神聖な制服に身をまとう姿はまさに天使のよう…

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ワタシも天使のようになれるか?
本日のお品は「アルブ(司祭服)」
歴史の深い、神聖なコスチューム
詳細はコチラ
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海外のスリフト、チャリティーショップ、フリップ(古着)等呼ばれるお店に足を運ぶと
普段着はもちろん、色んな職種の制服、軍服、民族衣装、稀に(多分)使用済みの下着までとまさにカオス
近年稀に見るジャポンブームのパリでは当たり前のようにお古の着物が並んでおり
普通そういうふうに着ないよ、というような着こなしのパリジャン・パリジェンヌを目にすることがあります
しかしそれが型破りではあるが、まったく違和感がないのはまさにアヴァンギャルド
ファッションの愉しさ・自由さを改めて思い知らされます


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月光のエレガンス



改元号に伴う騒ぎもひと段落・・・

令和の始まりとともに、芽吹きく新緑の季節がやって参りました


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退位報道の際、若き日の美智子様の記録映像が多数流れましたね

慈悲深き観音像を思わせる三日月形の眉に穏やかな瞳、口元にはいつも微笑みをたたえ・・・

近年は1930年代様式を髣髴させるケープ襟のドレス等、場に応じた装いを大切になさる姿が印象的
三歩四歩後を歩かれる佇まいに、月光のようなエレガントさを感じた方も多いのではないでしょうか


◇     ◆     ◇     ◆     ◇


わたくしの通う美容学校で学んだ、統計学からなる人相から恐れ多くも美智子様を判断しますと

額広く聡明で良妻賢母、お鼻の穴が正面から見えないタイプの方は寡黙で慎ましやか
しっかりと張った小鼻は生命力や意志の強さを表し、まさしく美智子様像と合致するお顔と拝見しました




今宵は、お馴染みハル嬢の着る1930~40年代ハンドメイドワンピースのご紹介と共に、

「エレガンス」とはなんじゃらホイ、と思いを巡らせてみたく存じます


因みに、この二着はいずれも「白」がアクセントとなったワンピース

ハル嬢の目元にも、クラシカルメイクでお馴染みブラックアイライナーに加え 白い線を・・・
水平線を優雅に飛び交うカモメのような モオドな遊び心を添えてみました
ベースメイクも、前回よりツヤをいかし 自然にポッと上気したような肌作りにしております



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大恐慌からの長き不況から大二次大戦へ… ご婦人にとっては抑圧された悪夢の時代
贅沢な絹や宝飾品で着飾れなくとも、手に入る生地幅を最大限に活かして…
ここは腕と知恵の見せどころ!白い波ブレードやユニークなV字ポケット
夏待ち、ミシン踏む心はきっと、波打ち際でソーダ水でも飲みながらはしゃいでいたのかも
1930年代ブレードワンピースの詳細はコチラ・・・
(帽子はモデルご本人の私物、ブローチはリースのみの参考商品です)




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戦後につくられたハンドメイドワンピースは、どこか心のゆとりを感じられて
中心にあえてつけたポケットやフロントプリーツ等 主張し過ぎないのにセンスをうかがわせます
きっと、お洒落好きでエレガントな乙女が作ったのではないかしらン
1940年代ハンドメイドワンピースの詳細はコチラ・・・
1920年代チェコ硝子首飾りの詳細はコチラ・・・





“パンクの女王” ヴィヴィアン・ウエストウッドみたく パープルの口紅にくわえ煙草
銀髪にあぐらをかいてもエレガント!と感じさせるひとも居たり、、、
万人一様に、エレガントとは何たるや とは一概に言えないものでありましょう



私的には、寡黙で芯の強いひとをエレガントだなア と最近思うようになりました

言葉にせずとも、佇まいで気が付けば周りを魅了してしまうひと・・・
見た目の奇抜さ控えめさでは測れない、月光に光る蜘蛛の糸のような妖しさもたたえて

残念無念?なことに、現時点でわたくし自身はお喋りさんですけれど笑・・・


サアテ、皆様にとっての「エレガンス」とは・・・・・・・?




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