優雅なケープ
2019.03.13
花粉の舞いちらかしている今日この頃
皆様如何お過ごしでしょうか?
先日テレビで、ダニが混入したお好み焼きを食べてアレルギーが発症し、死にかけたとかいう番組をみて
花粉には反応しないが、埃ノミダニアレルギーのワタシは戦々恐々としております
さて、2ヶ月ほど前に外套について記事にシタタメましたが
数多く存在する外套のなかで、ワタシが1番好きなのはインヴァネス・コートでしょう
インヴァネス・コートの登場は1850年代頃
丈の長い外套に手首が隠れるくらいの長さのケープを合わせたデザインで
絶妙な丈のマントを身にまとった姿はまさにエレガントの極みです
日本にもたらされたのは1880年代頃、「トンビ」「二重回し」など呼ばれ昭和初期頃までに流行しました
英国ではシャーロック・ホームズ、日本では金田一耕介をイメージしますね

マントの歴史は大変古く、中世ヨーロッパでは権威を象徴するものでもありました
17世紀前半、男らしさや威勢の良さを華やかに誇示する騎士風の好みが、当時の男性モードにみられ
マントと呼ばれるケープを一方の肩に掛けるのが粋な着こなしとして好まれていたそうです
(現代でも、ワンショルダーなるものが巷では流行っているみたいですね)
ヒーローが男らしく強い存在でマントを羽織っているのは、こういう歴史を踏まえての事でしょう(知らんけど)

オット、時代がさかのぼり過ぎてチト脱線
今回は、インヴァネス・コートではありませんが
ケープ襟デザインのフランス軍トップコートとハンティング用のコート2点をご紹介
若干Aライン気味のシルエットに、雨よけの用途であるケープをつけた
まるで甲殻類の生き物、もしくはモビルスーツを思わせるかのような独特のフォルム
軍用、狩猟用と共に土臭い用途にも関わらず、これほど優雅に見えるのはワタシだけではないはずです
ケープ
マント
老若男女、誰もが(子供も)羽織るだけでエレガントに見える
礼装にも、祭服としても使われる、歴史の古い荘厳な衣服なのです


フランス軍トップコートの詳細はコチラ
ハンティングコートの詳細はコチラ
ジョッパーズの詳細はコチラ
ハンティングバッグの詳細はコチラ
ポルトガル語で外套を意味するCape(カパ)
合羽(カッパ)の語源だそう・・・

雨よけの図
まるで、80年代一世を風靡したエリマキトカゲの威嚇時のよう
虚勢か、はたまたオトコらしさか・・・
ブログやWEB SHOPでご紹介しきれないものたちにも、日々ふれております
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