乙女心と秋の空
2013.08.25
夏の終わりの集中豪雨が明けると、そこには初秋を思わせる風があり、、、
八百屋の店先にも 早生梨や葡萄等 一足早く実りの秋が到来しつつ御座います
色深き果物たちに目を奪われていますと、何時しか秋のお洒落へと思いを馳せてしまふのは職業柄でせふか、
とはいへ 我が国の気候では、直ぐに長袖やニットに袖を通せないのが悩ましいところ・・・
そこで今宵は、残暑の残る今時期には勿論 組合せにより春先や秋口にも着られるワンピイスをご紹介致しませふ

九月後半迄は日中の日差しがまだまだ強く かといって真夏向けのお洋服にはそろそろ嫌気がさして参ります・・・
そんなお声の多くなる過渡期の今、お洋服の色目や合わせる小物から 変化させてみては如何でせふか

年を重ねるにつれ 夏場はやはり涼しい綿か麻がよいのです、といった方には 綿のベルト付きワンピイスをどうぞ
シャンタン風に見える花柄プリントが艶やか! 絹のポシェットと共に、秋口には羽織りを重ねて、、、

こちらも綿素材で涼やか、緑茶で染めたやふな渋く淡いモスグリーンに 袖口と裾の同系色刺繍が効いています
春なら柔らかい色、夏なら力強い色、秋なら深い色の小物を用いて 貴女色に染めて下さいマセ、、、

こちらは化繊ながら、凹凸のある生地にて肌に付かず離れずの良い関係・・・胸元のエスニック柄が首飾りのやふ
和洋装ともに万能色とよばれるカラシ色は 季節も問わず、亜細亜人に映えやすいとくれば云うことなし

袖口ゆったりドルマンスリーブ、筒状の貫頭衣とくれば 風の通りよく、また中に重ね着もしやすいもの・・・
妖しげなる孔雀柄に胸元の切替えが個人的にツボであるこちら・・・ビーズバッグとあわせチョイトしたパアティにも

紺地に白の水玉 すみれ色の花柄に腰のリボンと聞けば、どこかしら乙女心をくすぐられるもの、、、
強い冷房の中でも羽織物要らず、の七部袖 シフォン地の化繊とくれば、皺になりにくく秋の小旅行にお誂え向け
今回ご紹介した品々、孔雀柄の物以外はスカート部分にペチコートがつけられており 着用しやすく御座います
乙女心と秋の空、は移ろいやすく変わり気なもの・・・ と喩えられますけれど、
暑かろうが寒かろうが、目一杯お洒落したいといふ変わらぬ女心を 少しの工夫で賢く愉しく叶えたいものですネ
Pearl
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