Les annees folles ~裸のアイドル~
2014.05.26
1920年代、フランスの風俗を垣間見るのに欠かすことができないは、なんといってもヌードでしょう
ヌードといっても色々、生々しい裸や芸術的なエロス、妖艶さ、、、
捉え方はその人次第で千差万別といったとこでしょうか
今回は1920年代のフランスは巴里で輝きを放った裸の女性たちにスポットを当てて見ましょう
前回にも述べました女性たちの社会進出、それまできつく縛られていた習慣や
女性とは如何あるべきかというしがらみから開放された女性たちは、自分の身体を締め付けていた
コルセットの反動からか、その裸体を惜しみもなくさらしました
カメラの前で大胆なポーズをとり、ヌードをさらす女性が大勢現れ、巴里のスタジオでつくられた
ヌードポストカードは世界中の男性たちを魅了し、密かに愉しませていたようです
裸ということが決して堕落を意味することではない時代
プロ意識をもった"ヌードモデル"が誕生した時代の到来となりました
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何時頃からでしょうか、、、女性の裸はスレンダーかつくびれのある身体を美をする傾向が強いです。。。
昭和中頃までは、これらの写真の様にふくよかな女性らしいラインが美かつエロスとして受けていたようです
江戸川乱歩氏、横溝正史氏等の小説でも女性の裸体に対して"ふくよかな"、"肉付きの良い"といった
描写が多々見られますね。グラマラス、、、というのでしょうか個人的なイメージとしては
若かりし頃の京マチコ女史。「牝犬」、「浅草の肌」等、マアああいう衣装がよく似合う
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1920年代を代表する半裸のアイドル、黒人ダンサー ジョセフィン・ベーカー
当時フランスで最も成功したアフリカ系アメリカ人
しかし人種差別の色濃いアメリカでは人一倍偏見の目で見られたそうです
ある人は云う「キキはモンパルナスの娼婦だ」
ある人は云う「キキは最高のモデルだ」
そして人々は云う「キキはモンパルナスの女王だ」
かの有名なレオナール・フジタも然り、モンパルナスの芸術家の間でヌードモデルの女王として君臨しました
「夏も冬も、キキは決してパンツをはかない」
「昼も夜も、絶えず彼女は食べることしか考えていない」
福岡の真夏の夜はパンツを履かないに限る
Pearl
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