モノクロ世紀 ~煌きをまとふ~
2016.06.28
梅雨も盛り、、 木々から落ちる雨粒の煌きが夏到来を思わせます
五十年ぶりの大雨に見舞われたフランスより届いた品々より、
時に雨粒のやふに瑞々しく、時に止み間の虹のやふに儚げな…
モノクロのキネマを思い浮かべるやふな 煌くお洋服たちを今宵はご紹介

第二次大戦前まで主流であったモノクロ(白黒)映画…
サイレント(無声)からトーキー(有声)映画へと移行してもなお、
白黒の世界では動く人物の陰影が非常に重要で、メイクアップや表情然り…
キャメラ映えする明確な色彩の衣装や、躍動感を表す装飾が不可欠でありました
その最たるものがラインストーンやビーズ、スパンコオルといった輝きたち
元来は、遠くの観客にも華やぎを伝えるため 舞台女優たちが身に着けた、
本物の貴石でない ラインストーンや色ガラスに彩られた装飾品・・・
キネマの時代… 銀幕スタアの最先端モオドを真似た装飾品が出回り、
中流階級のご婦人は、貴族・王族でなくとも着飾る喜びを知るのでありました
いざ今宵・・・ いずれも手作業にてつくられた眩いドレスたちをご覧下さい


1950年代頃のものか、30年代のムウドに満ちたロマンティックな逸品
淡い桃色サテンに首飾りのやふなスパンが映えて、心はキネマの中へ…
総ビーズバッグの詳細はコチラ…
リボンモティーフラインストーン首飾りの詳細はコチラ…


1930年代初期らしいマキシロング丈に、胸元のスパンコオルが瞬く…
スパンから放射状に放たれたギャザーの波が、妖しきラインを生んで
ボックスバッグの詳細はコチラ…


狂騒の1920年代へのオマージュと思われる、後世の復刻ドレス
総ビーズの圧倒的な存在感には、巴里のミュジクホールの面影が
当世はモノクロの時代ではなけれど、時に白黒つけぬよさを感じることあり
おぼろげな中でこそ、かえって輝き異彩を放つものもあるのでせふ
Pearl
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