ジャクリーンの軌跡
2017.02.18
春一番が吹いた東日本、、、
芽吹く季節がまた、やって参りました
今春封切り、ナタリー・ポートマン主演映画『Jackie』でも話題沸騰・・・
今宵は、稀代のファーストレディ:ジャクリーン・ケネディ女史になぞらえて、
羽織りを主とした 春のカラーパレットをご紹介致しませふ

◆ジャクリーン・ケネディ・オナシス◆
1961年に米国大統領に就任したジョン・F・ケネディは若干43歳、
ファーストレディとなったその妻ジャクリーンもわずか31歳であった
就任2年10カ月で夫が暗殺され、失意のままホワイトハウスを去った彼女・・・
そして5年後、ギリシャの大富豪:オナシス氏と再婚し世界を驚かせた
オナシスとの死別後、ジャクリーンはニューヨークに移って編集者としての人生を歩む
大統領銃撃時に彼女が着ていた、ピンクのシャネルスーツにピルボックス帽の装いは
時代を象徴するファッションとして人々の記憶に残っている
(Wikipediaより一部抜粋)
学歴と気品があり、資産家令嬢でもあった彼女は 若きケネディの心を射止め、
母親から受け継いだ洗練された嗜みやセンスゆえ、国内外の女性たちを虜にします
良家の子女的装いがよしとされた最後の時代、、、
小麦色に焼けた肌に映える春カラー、チャーミングな笑顔で颯爽と着こなすスーツ、
前代未聞のお洒落なファーストレディは一躍、時代の”顔”となりました

ジャッキーが幼き頃、母親の世代が着たであらふ1940年代頃のコート
丸みを帯びた襟や肩、折り返しの袖に等・・・戦後の巴里モードが満載
ハンドメイドの花柄ボウタイブラスが春風にたなびいて・・・・!
1940~50年代カスリコートの詳細はコチラ・・・


まさに彼女好み! クリームイエローのAライン膝丈ドレスに六分袖コートを
胸元のステッチが素晴らしいドレスは、フォーマルな場にも優しく映える
あえて季節を選ぶ短めの袖丈にグローブ・・・時代の遊び心やゆとりあり
1950年代ノーカラーコートの詳細はコチラ・・・
1960年代初めピンタックドレスの詳細はコチラ・・・


戦後フランスの丁寧なハンドメイド、計算された趣向がエレガントな2ピース
圧巻は、ワンピースと羽織りの重なる胸元の 複雑なる陰影の美しさ!
ピルボックス(薬入れ)帽にクラッチ、ジャッキースマイルが浮かぶやふ
1950年代ハンドメイド2ピースの詳細はコチラ・・・

オナシスと再婚後、地中海をのぞみ時にオリエンタルな装いをしたのでは?
1960年代末~の我が日本のお仕立て羽織り、元の持ち主は刺繍で”歌子”さん
焼けた肌にターバン、そんな装いもジャッキーならお手のものでせふ
1970年代頃ショルダーバッグの詳細はコチラ・・・
波乱万丈の人生を駆け抜けたジャクリーン、、、
”ファーストレディ”が決して大統領のお飾り人形ではないこと・・・
それを知らしめたのは 彼女の華やかな装いのみならず
自らの人生を力強く舵取りする 新女性像を世に知らしめた事にこそあり
そう感じるご婦人方も少なからず、居られるのではないでせふか

Pearl
Pearl facebook
商品紹介などしております
