世界の国からコンニチハ
2017.08.25
いやはや、
我が日本はじめ、世界各国で水害や突風、熱波など異常気象が連日続いております
世界広しといえど、数年先の状況が全く読めないのは 共通ではないでせふか
◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆
世界と言えば、当方では現地フランスモオドの買付けは勿論のこと、
欧州で見つかる世界各国の珍妙なもの、歴史の馨りのするもの等々・・・
出逢いの直感をもとに、店主の独断と偏見にて連れ帰って参ります


このたびも、どこかの部族の民族衣装と思しきものや、画家の羽織るスモックなど・・・
芸術や文化に裏打ちされた、素朴かつ装飾性の高い品が紛れ込んでおります
数年前映画化もされ爆発的反響を呼んだ、メキシコの魂の芸術家:フリーダ・カーロはじめ、
サルバドール・ダリやレオナール・フジタ等・・・
突拍子もない世界観はもちろん、彼ら彼女らの生き様が現れた装いは時代を超え、
わたくし共の胸に 強烈な何かを打ち込んでくる破壊力を持っています
今宵は、こたび当方へはるばる海を渡ってやってきた、
芸術家たちも愛したであろふ、民族にルーツを持つ品々のご紹介デス


巴里の街角でも見かける、アフリカ系の女性がまとう”カンガ”と呼ばれる民族衣装
そこからインスピレーションを受けたと思しき、1950年代頃の多プリーツドレス・・・
重量感が物語るは、プリーツにかかる手間とそこにかけた遊び心の重さ


形状から推察するに、南米もしくは中国大陸の少数民族あたりの衣装でしょうか
裾裏に施された絹の織りや刺繍生地の見事さ、よくぞ百年もの間遺ってくれた!
しっかりとした麻に、誇らしげに輝く金糸が歴史の豊かさを静かに物語ります


フランスはじめ、欧州の人々は太古からモロッコやインド等・・・
南方へのバカンスに憧れ、そのつど土地土地の風土を持ち帰りました
これもその一つ、インド綿のスタンドシャツ・・・燻し金の金具が異国の馨り
彼ら彼女らの根底には、故郷への強い執着と愛憎が入り混じり、
それが芸術へと姿を変え、やがてはモオドへも影響を与えました
惚れ惚れするほど色男! 若き日のサルバドール・ダリ・・・
狂気と茶目っ気の入り乱れるその瞳に、現代はどう映るのでせふか

Pearl
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