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本能が欲すもの



週末ごとに訪れる台風、  

全国津々浦々の皆様、どうぞお気をつけ下さいませ


◇     ◆     ◇     ◆     ◇     ◆



さて、前回は日本の職人による手仕事の粋をご覧頂きましたが、

匠:マイスターと呼ばれる名匠は勿論、名もなき腕利き職人は世界各地におられます



こたびは、オーストリアから、また米国から・・・

毛色は違えど、おのおの蒐集家も多い 時代を彩った逸品のバッグをご紹介致しませふ


時代変われば、バッグも変わる、、、

1800年代まで、小さな巾着程度の飾りとしての意味合いに過ぎなかったものが、
女性の社会進出に伴いバッグは 大型かつ丈夫で実用的なものへ・・・


そんな中でも、”装飾品”と呼ぶべきバッグは 淑女にとっては”別腹”ではなかったでせふか


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◆Whiting & Davis◆
1896年、米国マサチューセッツにて創立 ”メタルメッシュバッグ”の代名詞とも呼ばれる老舗
1920年代にアール・デコ様式のモダンなメッシュバッグを売り出し、大旋風を巻き起こす
30年代以降、ポール・ポワレやエルザ・スキャッパレリ等前衛的なデザイナーとの合作も打出し、
長く現代に至るまで、レッドカーペット女優達の御用達バッグメーカーとしても不動の人気を誇る
時代性を映し変遷してきたメタルメッシュバッグの形状は、女性のあり方をも投影している


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米国を代表する老舗ながら、現代でも輝きを失わない稀有なバッグメーカー
創業時の縦長形状から始まり、戦後になるとハンドバッグ型で容量も大きめに・・・
カンヌ女優の代名詞:クラッチも捨てがたいが、真骨頂はアールデコ期のモダンな趣向!






◆Petit Point(プチポワン)◆
フランス語で「小さな点」との意味を持つ、極めて細かい手刺繍細工のこと
18世紀頃、オーストリアの首都:ウィーンで生まれた技法と言われる
1平方cm中に121~225目あるものが”プチポワン”と呼ばれ、
それ以下の目の大きなものは”ニードル・ポイント”と区別されることもある
現在では再現不能の高度な作りのものは、コレクターたち垂涎の憧れである
かつてはマリーアントワネット等ハプスブルグ家も愛用したという伝統工芸


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1800年代末~1930年代頃に全盛期を迎えた”プチポワン”も、当初は小振り
豊かな世相を反映した1950年代頃のプチポワンは、ユーモラスな貴族柄が全面に!
口金部分に七宝細工を施すといった、贅を尽くした手仕事は当時だからこそなせる手間
1950年代頃プチポワンバッグの詳細はコチラ・・・






ものが捨てられる程あふれて飽和状態の昨今では御座いますが、

心底欲しいなあ、と思うものとは一体全体 どれほどあるのか・・・


他人には取るに足らないものでも、ある人にとってはこの上なく胸ときめかせたり

それってきっと、本能が欲しているものなのでせふか

わたくしも今ちょうど、手に入れるべきか否か・・・ 悩めるものと出逢ったところデス



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福岡に御座います、フランス中心の
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日々の戯れ言を綴った日記です

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