虫いづる頃
2018.04.27
世間では、今年も黄金週間がやってくる模様・・・
商売柄、縁遠い大型連休ではありますが 皆様は如何お過ごしになるのでせふか
◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆
例年より早くつつじも見頃を迎え、
日差しきらめく新緑の中・・・ 虫たちもいきいきと動き出しております

夏の季語でもある虫と申せば、言わずと知れた「蝉」
いにしえより、我が国では短き命ゆえ ”儚さ”の象徴と言われる蝉でありますが、
中国では、さなぎ時の強い生命力から 復活や不老不死、幸せを呼ぶ神秘の象徴
また ところ変われば、欧州では南仏プロヴァンス付近にしか生息しない希少な蝉・・・
ことに、歴史ある避暑地:プロヴァンスでは 「永遠に続く幸運のシンボル」とか・・・
フランスの蚤の市でも、蝉をかたどった壁掛けやお皿などは季節の風物詩としてお馴染み
さて、虫の装飾品は好き嫌いが分かれるところではありますが、
今宵は 蝉のブローチをご紹介すると致しませふ
1930~40年代、大恐慌から大戦にかけ 貴金属不足による物資の乏しい中・・・
ベークライト等のオールドプラスティックで出来たキッシュな装飾品たちは、
お洒落に飢えた女心に、少しのユーモアをもたらしたことでせふ

チェリーに群がる蝉、セミ、せみ・・・ ドットの絹ドレスは大騒ぎ!
ベークライトやガラリス製、飴色がえも言われぬ佇まいの存在感あるブローチたち
1950年代絹ドットドレスの詳細はコチラ・・・
チェリー×蝉のブローチの詳細はコチラ・・・
茶色のベークライト蝉ブローチの詳細はコチラ・・・

サアテ、どこに何匹いるか、、、 絹のアフリカンプリントに擬態した蝉たち
半透明のアクリル樹脂製に象牙風プラスティック製、そして妙にリアルなものまで
半透明の蝉ブローチの詳細はコチラ・・・
象牙風蝉のドレスクリップの詳細はコチラ・・・
左の蝉ブローチの詳細はコチラ・・・
長い長いさなぎ時代から成虫になり、わずか数日で生を終える蝉を、
潔く儚いととらえるのか、強い生命力ととらえるのか・・・
ヒトの死生観に通づるものがあるやふにも思われます

Pearl
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