お月様と蜜月
2019.05.26
季節外れの猛暑・・・
かんかん照りのおてんとう様より、お月様の話をしたい気持ちになります
月と言えば、当方ではお月様が三つ出る、とご存知でしたかしら?
しかも昼夜問わず、いつもお店のどこかで微笑んでいるのです
ウム? 何を言ってるのか分からない、、、 いやごもっとも・・・
だって、ベニヤ板から手作りしたお月様たちですもの

時は1900~1930年代頃・・・ 好景気から一転大恐慌、第二次大戦開戦と 激動の時代
「ペーパームーン」を背景に記念写真を撮ることには、人生の幸福な時を記録する意味があったさふな
記念日に 婚礼写真として 戦場に向かう人と共に、、 高鳴る胸の鼓動と共に、
人々は目一杯一張羅でお洒落して 人生の一場面を切り取ったのではないでせふか・・・
さかのぼること6年前の今時期、髭男爵と共にせっせと作ったペーパームーンたち
人の乗れる大きなもの、小さな三日月、ニヒルな満月・・・
どこにいるのか、ご来店の際はゼヒ 目を凝らして探してご覧下さいませ
ニヒルな薄笑いを浮かべる満月と、ちょっぴり蜜月?なのは お馴染みのハル嬢!
今宵は 1930年代のリボン尽くしドレスに、弓形眉のハリウッドグラマーなお化粧にて・・・





胸元には透かしリボン、袖のチュールにはリボン、リボン・・・のアップリケ!
超ロマンティックな1930年代初期ドレスは、レーヨンの落ち感と袖バルーンのアンバランスさが絶妙
戦前の巴里モオドの全盛を実感できる、アヴァンギャルドとエレガンスの見事な融合です
1930年代リボンドレスの詳細はコチラ・・・
1920~30年代チェコ硝子ネックレスの詳細はコチラ・・・
(白黒ストライプのハットは参考商品につき、リースのみとなります)
それにしても、ハル嬢・・・ 1930年代ルックが似合いますこと!
平素見慣れた彼女の 1950年代ヴィンテージの装いもさることながら、
お化粧が変わるだけで、微笑みさえ殿方を翻弄する小悪魔のように思えてきます
まるで、1930年代のイイ女の代名詞:「シェイディー ダーム(影ある女)」のよう・・・
黒目の上が一番高くなるような細い弓形 そして眉尻は長~くすることで時代感を、
上気したやふな桃色チークに、ダークカシスの紅を引いて・・・
彼女の豊かな頬や広い額の際立つ、1930年代前半頃のお化粧に致しました


「そうよ、モスリンの木が垂れかかる ただのキャンバスの空だもの・・・
でも、見せかけのものにはならないわ あなたが私を信じてくれているなら」
暗い世相の中で大流行した当時の流行歌:「It's Only a Papermoon」のように、
愉しきときも辛いときも、お月様を見上げながら 浪漫を忘れず生きてゆきたいものであります
ブログやWEB SHOPでご紹介しきれないものたちにも、日々ふれております
◆インスタグラムより @madame.pearl でご覧下さいマセ◆
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