性差を飛び超えて
2014.10.19
袖下をすり抜ける風がヒヤリとし始めると何故かしら、わたくしは断髪病にかかるのです
これから凍える冬が近づくといふのに、どうしたことでせふか・・・
あまのじゃくにも、まるで少年のやふな短髪にしたくてしたくて堪らない
行きつけの美容室の大将曰く、首の長く襟足が高いわたくしは元来 極端な短髪向きとか
さふさふ、大学に通っていた時分 少年に間違えられたことも御座いましたっけ・・・


1920年代 最先端の女性達を虜にしたボブカットに始まり
黒人ダンサア:ジョセフィーヌ・ベイカーのエキゾチックな短髪や
マレーネ・ディートリッヒのメランコリックで妖しき男装姿に人々は心奪われます
50年代にはオードリーがピクシーカット、60年代にはジーン・セバーグがセシルカットを…
さふ!70年代にはピーコック(孔雀)族とかいふ、飾り立てた男のコ達も街中に出現しましたっけ
常識を覆すやふな社会的変化がモオドを牽引するとき 性差を飛び越えた美が時代を彩りました
筋骨隆々でも、豊満でもない 柳のやふな細い腰つきの男女に何故人は惹かれるのでせふ
また、平素はグラマアな淑女が 紳士仕立てのシャツや三つ揃えに身を包む色香ったら!
あるべきものがないこと ないはずのものがあることで 見えなかったものが見えてくる、、
今宵は、何色にも染まらない色:漆黒の羽織ものをまとって
性差を越えた妖しの装いの妙を 体感してみることと致しませふ、、、

シルクシャンタンの鈍い光沢を 肩のひだが柔らかく包み込むボレロ、、、
ボウタイブラウスとバギーパンツ あえて男性的な趣向と装うもおつなもの
シルク襟ギャザージャケットの詳細はコチラ…

とろみのあるシルク地、へちま襟にシノワズリの留め具がどこか中性的
胸元の深く開いたドレス フリル襟のブラウスに羽織って、男装の麗人を気取る
シルクへちま襟ジャケットの詳細はコチラ…

襟のサテン、カットガラスのボタンがウールの闇夜を美しく照らすジャケット
ニッカボッカとコンビ靴に足とおせば、タップのリズムでも刻みたくなるものサ
サテン襟ジャケットの詳細はコチラ…
V字葉モティーフブローチの詳細はコチラ…
我が国においても、いにしへにさかのぼれば 白拍子や女形の存在など・・・
中性的な存在に神秘性を感じ 心惹かれる民族であったやふです
殿方ともご婦人ともつかない、世間一般の判断基準を超越した美があるといふこと、、、
ええきっと、 それはアナタの中にも・・・
Pearl
Pearl facebook
商品紹介などしております

スポンサーサイト
No title
また買いにゆきます=ワンピと帽子が欲しいのよ〜