毛糸狂時代
2016.01.20
昨日からの猛吹雪、、、
雨の日は何処かメランコリックな心持、一方雪の日はキリリと潔い心持
それは、透き通ってすぐにとける、雪の真白さのせいでせふか
こんな寒い日は、ほの暖かき初春を思い・・・ ニットのご紹介を
モダンな趣向が斬新な、1920年代の最新式ワンピイス型水着

棒針やかぎ針を用いたいわゆる編物(ニット)の歴史は随分と古いのですが、
それが「モオド」の世界に取り込まれ普及したのは、案外近代になってから・・・
鉄道が普及し、都会の人々が余暇を郊外で過ごすようになった1920年代、
中流階級はこぞって夏はビイチ、春秋はゴルフ、冬はスキーに繰り出します
当世風に申せば さふ、・・・「一億総スポーツ時代」の到来なり!
そのブウムに乗じ大躍進したのが、伸縮性のあるニット地でありました
バイアス使いや幾何学柄が30年代らしい、エレガントなゴルフルック

一方でシャネルやスキャパレリ等、前衛的デザイナーはモオド革新を起こし、
積極的にジャージーやニット地を採用・・・ 保守的な人々を驚嘆させます
この頃、既に洋服やニットのパターン図が世界中に出回るようになりました
実際着るかどうかは別とし、都会と地方との時差なく情報の共有化が進みます
30年代、世界恐慌を迎えるも 庶民に「ニット」の持つ可能性は広がりました
何せ編み針と編み図さへあれば、誰でも最新モオドを手に出来るのですから!
30年代前半頃から大流行、帽子にバッグ ワンピイスといふニット尽くしの装い

当時最先端のファスナーを取り入れた、30年代後半頃のカーディガン

戦時中は女性たちも軍需工場等へ動員され 動きやすさが求められた結果、
比較的手に入りやすい毛糸は、何度も解き作り直せる点からも重宝されます
手間は掛かれど暖かく、創意工夫次第でお洒落心を満たせる毛糸・・・
戦時下の女性たちにとり、何より身近で心強い素材であったに違いありません

さて、前置きが長くなりましたが、、、
今宵の主役は戦後流行した テープや刺繍糸で彩られた丸首カーディガンたち
既に戦前から機械編みによるニット技術も発達しておりましたが、
手刺繍にて施された果物や花々は、心の体感温度を三度ほど上げてくれさふ・・・


淡き青地に同系色の花刺繍が散らばって、何とも清楚で愛らしいこと!
先日ご紹介した鈴蘭のヘッドドレスと共に、純な心で春を待つ
水色カーディガンの詳細はコチラ・・・


こちらはアンゴラ混、茶やオフホワイトの花束が柔和な表情に
さざ波のやふにうねるビイズバッグや変わり帽で、敢えて個性を加えて
アンゴラ混カーディガンの詳細はコチラ・・・
総ビーズバッグの詳細はコチラ・・・


ボタンまでニットのくるみ、前後面に咲き乱れる無数の花々の可憐さよ!
帽子のスウィートさを、絹ボウタイで首元をキリリと引き締めるもよし
花刺繍黒カーディガンの詳細はコチラ・・・
50年代シルクブラウスの詳細はコチラ・・・


飾りテープを器用にくるくると巻きつけたら・・・今が旬:苺の出来上がり!
50年代らしい遊び心に満ちた手作りの苺畑を、キッチュなテリアがお散歩
50年代苺カーディガンの詳細はコチラ・・・
リアスタン:テリアブローチの詳細はコチラ・・・
化繊でも汗ばむほど暖かく軽い素材が日進月歩で開発される昨今・・・
一方で、ウールやカシミア等 多少の重量感ある温もりが恋しくなるはこれ如何に
小学生の時分には、好みの図柄を手に母にねだり編んでもらっていたといふ…
わたくしのニット好きは今も相変わらず、三玉あれば出来る帽子を時折編みます
いつの日か、ニットのワンピイスをこの手で・・・ それが叶ふ日は何時のことやら
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